まるまるピー

まるまるピー

2017-11-23

耐震基準の住宅

中古住宅購入注意事項 基礎編

大きな転換期:1981年(昭和56年)
1981年(昭和56年)の改正では新耐震基準(※)が施行され、木造住宅においては耐力壁の量、耐力壁の倍率などが見直され、耐震性が大きく向上しました。1981年6月以降に確認申請を取得した新耐震基準の住宅なら、大地震発生時でも家の倒壊・崩壊は免れ、家の中にいる人の命は守られる程度の耐震性を備えていることになります。
(※)新耐震基準…数十年に一度程度発生する震度5程度の地震に対して構造躯体に損傷を生じず、数百年に一度程度発生する震度6強~7程度の地震に対しては倒壊・崩壊しない程度


次なる転換期:2000年(平成12年)
1981年の新耐震基準の制定後、2000年(平成12年)には木造住宅において耐震性に大きく影響を与える改正がありました。具体的な内容を下記に挙げます。

1981年以前:旧耐震の木造戸建て住宅
1981年5月以前に確認申請を取得した木造戸建て住宅の場合、特に耐力壁の量、柱・筋交い等の接合状況、基礎の仕様において耐震性が低い可能性が高く、耐震診断を受け必要であれば耐震補強を行うことをお勧めします。

0 件のコメント:

コメントを投稿